気管支炎になる意外の原因―ストレス

気管支炎は、風邪やインフルエンザを引いた時に感染したウイルスが原因となって、症状が治まった後も熱や咳が続く症状ですが、風邪が長引いているだけだと勘違いをしやすいので、分かりづらいですよね。

また、気管支炎のうち、多くの人が発症すると言われているのは3ヶ月以内に症状が治まる急性気管支炎で、それ以上続くのは慢性気管支炎といって、急性に比べれば症例は少ないそうです。

そして、大人の気管支炎の一番の原因は、実は風邪などのウイルス性のものよりも、大気汚染やタバコなどの生活環境要因や、ストレスによるものが増えて来ているというので注意が必要です。

それから、ストレスが原因の気管支炎は、ストレスそのもので気管支炎になるのではなく、免疫力が落ちることでホコリや大気汚染に対するアレルギー反応が起きて生じるもので、慢性疾患になりやすく分かりづらいのです。

そのため、気付いた時には3ヶ月以上つらい咳が続いていて、肺炎などを起こしてしまっている危険性があるため、ストレス性の気管支炎には注意が必要なんですね。

ストレスが原因でアレルギー反応を起こし、気管支炎が起きている場合は、初めのうちはかすれたような乾いた咳が出始め、だんだんと湿り気のある咳へと変化していくことが特徴です。

そして、風邪と違って痰がほとんど出ませんが、重症化していくと胸の痛みや喘鳴(ぜいめい)、発熱などの症状が現れることもあります。

そのため、原因不明の咳が何日も続くようであれば、病院を受診し、検査をするとウイルス性か細菌性ではないかと確認し、陰性であればストレスが原因となって何らかのアレルギー反応が起きているという診断結果になります。

こうした場合の対処法は、まずは生活環境の見直しから始め、仕事上での無理をせず、有給を取得して休暇をとったり、室内の掃除を徹底して新しいシーツに取り替えるなどしてみましょう。

そして、自分自身の心がリラックスできるように、アロマをたいてみたり、好きなことをしてゆっくりと過ごしたりと、少し心と体を休めてあげると良いのではないでしょうか。

ただし、気管支炎が悪化していると胸や背中の痛みがひどく、夜中に咳が続いて眠れなくて、結局ストレスをためてしまうこともあるため、必要であれば病院で気管支拡張薬といって喘息などに使う薬を処方してもらうと、症状を緩和させることができます。

それから、いつまでたっても症状が改善されない場合は、アレルギー反応を通り越して肺炎を起こしている危険性があるため、再度病院を受診して、レントゲンをとってもらうなどすると良いでしょう。